日本医科大学 -形成外科-

日本医科大学形成外科

〒113-8602 東京都文京区千駄木1-1-5
TEL 03-3822-2131
FAX 03-5685-3076

 

大学院


医学博士を取得しよう!

 

小川 令 先生
小川 令 先生

■学位取得年月:
2005年3月

■論文:
Osteogenic and chondrogenic differentiation
by adipose-derived stem cells harvested from GFP transgenic mice.
Ogawa R, Mizuno H, Watanabe A, Migita M, Shimada T, Hyakusoku H.
Biochem Biophys Res Commun. 2004 Jan 23;313(4):871-7.

■研究内容:
脂肪組織から幹細胞を採取して、骨や軟骨に分化誘導させる研究を行いました。いまや現代人に不要とも言える脂肪組織から幹細胞を採取し、再利用することは将来の理想的な医療になるはずです。この研究では、GFPマウスという全身の細胞が緑色のマウスの脂肪組織から幹細胞を採取し、それ使って緑色の骨や軟骨を再生する実験系を確立しました。なぜGFPマウスを用いる必要があるのかというと、このGFPマウス由来の幹細胞(ドナー由来の幹細胞)を、普通のマウスに移植して骨や軟骨に分化誘導させると、緑色の骨や軟骨ができるわけですが、この再生された骨や軟骨が、移植したマウスの幹細胞(レシピエントの幹細胞)で再生されたのではなく、ドナー由来の幹細胞から組織が再生されたことを証明できるのです。

■大学院を考えている若手Drへのコメント:
基礎研究は、すべての医療の基礎となるものです。みなさんも是非、未来の医療を目指して、一緒に斬新な研究を行いましょう!

 

赤石 諭史 先生
赤石 諭史 先生

■学位取得年月:
2008年3月

■論文:
Visual Analysis of the Relationship
Between Keloid Growth Patterns and Stretching Tension
by Using the Finite Element Method

■研究内容:
瘢痕・ケロイド・創傷治癒に対する皮膚張力の研究

■大学院を考えている若手Drへのコメント:
私は他科から2年半遅れで入局し、臨床の経験をつむ必要性があったため大学院へは進みませんでした。そのため、臨床をやりながら作成した論文で学位を取得しましたが、これがいわゆる「論文博士(乙種)」というものです。当時は学位を取得できるとは考えておりませんでしたが、当医局の秋元教授がメールのやりとりでやさしく添削指導してくれたため、忙しい臨床の合間にも研究をすすめることが出来ました。コンピューターシミュレーションは【パソコンの中の実験室】であり、アイディアさえあれば大学院に進まずとも学位取得も可能だと思いますので、ご興味のある方は「コンピューターシミュレーションによる論文博士」につきご一考ください。

 

奥田 貴久 先生
奥田 貴久 先生

■学位取得年月:
2009年3月

■論文:
Prefabrication of Tissue Engineered Bone Grafts

■研究内容:
脂肪組織由来幹細胞を用いて再生骨を作成し移植する研究

■大学院を考えている若手Drへのコメント:
早い段階でまとまった時間をとって研究したり論文を書いたりすると、将来的に伸びる可能性が大きいと思います。

 

 
青木 雅代 先生

■学位取得年月:
2013年12月

■論文:
Aoki M, Miyake K, Ogawa R, Dohi T, Akaishi S, Hyakusoku H, Shimada T. siRNA knockdown of tissue inhibitor of metalloproteinase-1 in keloid fibroblasts leads to degradation of collagen type I. Journal of Investigative Dermatology. 134(3):818-26. 2014

■研究内容:
形成外科領域における分子生物学、分子遺伝学的アプローチによる研究をしています。
  • 創傷治癒・ケロイドにおけるRNAリサーチ
  • 創傷免疫学における脂質メディエーター
  • ケロイド血管内皮細胞の機能
  • メカノバイオロジー
■大学院を考えている若手Drへのコメント:
臨床だけでは、治せない病気があります。
いっしょに研究しましょう。
 

小野 真平 先生
小野 真平 先生

■学位取得年月:
2010年3月

■論文:
Ono S, Ogawa R, Hayashi H, Takami Y, Hyakusoku H. Multidetector-row Computed Tomography (MDCT) Analysis of the Supra-Fascial Perforator Directionality (SPD) of the Ocipital Artery Perforator (OAP). J Plast Reconstr Aesthet Surg 2010;63:1602-1607.

■研究内容:
MDCTを用いた穿通枝血管造影の研究

■大学院を考えている若手Drへのコメント:

私は、形成外科入局と同時に大学院に入学したので、入学当初は「臨床」と「研究」の両立の難しさを痛感する日々でした。研究の割合を大きくすることで臨床での遅れが出ることに焦りも感じました。

そんななか、臨床に直結した研究に活路を見いだしました。当時、穿通枝皮弁(主幹動脈から分岐した細動脈である皮膚穿通枝に栄養される薄い皮弁:図1)が形成外科でトピックスになっており、術前に栄養血管となる皮膚穿通枝の走行を3D画像(図2)として描出することを研究テーマにしようと考えました。放射線科の林宏光先生がMDCTをもちいた造影検査の第一人者であり、林先生の御指導のもと、皮膚穿通枝の詳細な3D構造を描出する手法を学びました。もともと絵やイラストが好きだったこともあり、この画像研究は仕事という枠を越えて熱中し、休日・当直の合間をみてはデータ解析に明け暮れました。結果として、穿通枝造影検査は、穿通枝皮弁手術の手術時間短縮と安全性の向上ににつながることを研究結果としてまとめました。

大学院の研究は、必ずしも基礎研究だけでなく臨床研究という選択肢もあります。形成外科と他科との境界領域には非常に魅力的な研究テーマが山ほどあります。大学院で研究したテーマは将来の自分の専門領域になり、海外留学への道標となることが多いです。是非、自分が熱中できるテーマでもって楽しく医学博士を取得してもらいたいと思います。そして、この研究心は医者人生における一時的なものではなく、人生を通して長く持ち続けるべきものと思います。常に現状に満足しない研究心を有した形成外科医:Academic plastic surgeonを是非一緒に目指しましょう!



 図1 穿通枝皮弁のシェーマ                           図2 内胸動脈穿通枝の3D構造

            

 

 

梅澤 裕己 先生

■学位取得年月:
2015年1月

■論文:
A comparison of microsurgical venous anastomosis techniques. 
Umezawa H, Ogawa R, Nakamizo M, Yokoshima K, Hyakusoku H. J of Nippon Medical School. 2015;82(5):14-20


■研究内容:
顕微鏡下の静脈吻合方法について手術技術の比較研究を行いました。再建外科で顕微鏡下の血管吻合は必須手技であり世の中で広く行われておりますが、とくに壁が薄く脆弱な静脈吻合は難渋することがしばしばあります。また静脈吻合方法は術者により様々な方法が経験的に取られており、吻合方法自体を比較したエビデンスはありませんでした。この研究では①単結節縫合、②連続縫合、③血管自動縫合器を用いた機械縫合と3種類の吻合方法を同一術者で行い、その手術手技の確実さ、適切さ、合併症率を比較し、血管の状況による最適吻合方法を導き出しました。これにより、これから顕微鏡手術を習得しようと考えている外科医に静脈吻合方法についての一つの指標を示せたと考えます。

■大学院を考えている若手Drへのコメント:
私が行っているのは主に臨床研究ですが、臨床研究分野でもまだまだ構築しなければならないことがたくさんあります。新たな技術を開発、発展させることは非常に重要であるものの、医療の成熟とともに患者目線での医療自体の評価をすることが今後のトピックスになります。先進的な研究と地固の研究をチームとしてセットで行えれば今後の医療の発展に大きな貢献ができると思います。

 

飯村 剛史 先生
 

■学位取得年月:
2015年6月

■論文:
Estimating Lymphodynamic Conditions and Lymphovenous Anastomosis Efficacy Using 99mTc-phytate Lymphoscintigraphy with SPECT-CT in Patients with Lower-limb Lymphedema.
Iimura T, Fukushima Y, Kumita S, Ogawa R, Hyakusoku H.
Plast Reconstr Surg Glob Open. 2015 Jun 5;3(5):e404. 



■研究内容:
下肢リンパ浮腫患者に対しlymphoscintigraphyおよびSPECT-CTを施行し、リンパ動態のタイプ分類およびリンパ管静脈吻合術(LVA)の適応の選別を行った。さらにLVA施行例に対しては同検査を用いて術前後の治療効果判定を行なった。


■大学院を考えている若手Drへのコメント: 
専修医終了後大学院に入学しました。大学院では放射線科核医学でお世話になり、研究デザイン構築から論文作成まで数多くのアドバイスをいただきました。当科の小川教授にも大学院入学から卒業まで色々と相談させてもらいました。御指導いただいた先生方のおかげで学位を取得することができました。臨床に直結する研究テーマだったので、結果がでて嬉しかったです。当科は大学院進学や学位取得に応援してもらえる雰囲気がありますし、基礎研究から臨床研究まで様々な研究に取り組める環境が揃っていると思いますので、安心してチャレンジしてください!
 
 

 

 
土肥 先生

■学位取得年月:
年月

■論文:

■研究内容:

■大学院を考えている若手Drへのコメント:
 

 

 
 先生

■学位取得年月:
年月

■論文:

■研究内容:

■大学院を考えている若手Drへのコメント: